top of page
omi.JPG

ごあいさつ

青森県アスレティックトレーナーの会 会長 近江俊正

 会員の皆様におかれましては、日頃当会の活動にご理解とご協力を賜り誠に感謝申し上げます。

 2022年は北京オリンピックに始まり、FIFAワールドカップ、そして年が明けてWBCワールドベースボールクラッシックとスポーツの感動を満喫した1年でありました。ここ3年あまり、新型コロナの影響でスポーツイベントの自粛など現場でのスポーツ観戦もままならない状況でしたが、新型コロナ感染のリスクが徐々に下火になって来ている雰囲気の中、現場での観戦やトレーナー活動も可能となりスポーツの感動を直に体現できる状況になってきたようであります。

 2022年も県内国内の競技大会が自粛される中、徐々に競技会も開催されて来ました。県内競技大会でのトレーナー派遣は主に救護活動が中心でありましたが、陸上競技、高校野球、ハンドボール、バレーボールに派遣しております。又、東北総体では14競技、栃木国体では12競技にトレーナーを帯同派遣しております。2026年の青森国スポを踏まえた競技力向上対策・医科学サポート事業により、トレーナー帯同派遣は比較的順調と思われます。国体ではカヌー競技や山岳競技など新たな帯同希望の競技も増えてきており、今後、増えることを予測すると対応の準備が必要と思われます。昨年度は初めて国体に向けた女性アスリートのコンディショニングの研修会を弓道競技と自転車競技で行いました。なお一層女性アスリートの発掘、コンディショニング、パフオーマンス向上、がキーワードとなっていくように思います。

 総会をはじめとした各事業では全体研修会2回、養成研修会3回ともにWEBでの開催でしたが、昨年まで実施できなかったテーピングの実技研修を11月に開催。年が明け3月には認定試験を実施したところであります。コロナの影響で会議や講習・研修会がWEBでの開催が中心となっておりますが、会場への移動や日時の調整などを考えると合理的な面もあり、今後の主流になると思われます。

 2022年度も新型コロナ感染リスクを伴った状況の中、活動いただいた会員には感謝申し上げます。

2023年度活動方針

 2023年は青森県スポーツドクターの会トレーナー部会の設立から数え20年青森県アスレティックトレーナーの会として独立して10年目の節目となります。いままで当会を支えてくださったスポーツドクターをはじめ数多くの方々に感謝申し上げます。これまでの経緯を踏まえ、今後の行方を考える節目と致します。

次に2026年開催の青森国スポまで3年余りとなり各競技団体は本格的に競技力向上に取り組む時期となり、今後、必須となるドーピング研修も含め当会でもそれに合わせて活動する時期となりました。

 2023年5月に新型コロナウイルス5類への移行に伴い感染対策が緩和させていくと思われますが、コロナのリスクがゼロになったわけではなく、感染対策を励行し事業を進めてまいりたいと考えております。まずは、会員の安心安全を基に適時に計画を実施していきたいと思います。

【重点項目】

1 青森県スポーツドクターの会トレーナー部会の設立から20年、青森県アスレティックトレーナーの会として独立して10年目の節目を迎え活動を新とする。

 

2  2026年開催予定の青森県国民スポーツ大会に於いて、青森県が目標とする天皇杯皇后杯獲得に向けた競技力の向上に寄与する。

 

3 県スポーツ健康課、競技力向上委員会、県スポーツ協会、医科学ネットワークと連携をしながら 医科学サポート事業を活用し各競技団体と共に競技力向上に努める。

 

4 女性アスリートのコンディショニングやパフォーマンス向上に関した知識の獲得、研修会等のさらなる充実とレベルアップを図る

 

5 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー養成講習会へ受講者を推薦する

 

 以上を主な項目とし活動してまいりたいと思います。会員の皆様の御協力よろしくお願い申し上げます。

bottom of page